「つくる」と「つかう」の考え方

あるものをつかって、足りなければつくって。まちのつかいこなし方の考え方。

「ルール」か「ガイドライン」か。

 

 

ルール:規則。規定。きまり。

→やってはいけないことが示されている。

 ガイドライン:制作・施策などの指針。指標。

→「こうしたほうがいいよ」という道標になるもの。

 

私達はルールをつくるのか、ガイドラインをつくるか

3月に明石高専内に協同学習センター(Cooperative Learning Center 通称CLC)がオープンしました。旧情報処理センターといえばわかる人にはわかるかな。

f:id:mi-a-chip0213:20150709233116j:plain

さて、この部屋の取り扱いがやっかい?おもしろい?のです。教職員の会議に使うし、授業でも使う、入試にも使えば、オープンキャンパスにも使う、一昨日はサッカー部?の子たちが集まって練習メニューをみんなで議論してたし。ま、フレキシビリティ高めです。つまり、学生、教職員の両方から予約ができて、利用状況も可視化されておく必要があります。いまだクリアな手順ができておらず、月間予定表というアナログな方法です。

さて、こんな場所ができると、「使い方ルール」を作りがちです。この部屋も、当初は学生WSで「使い方ルール」をつくろうとしてました。でも、なぁなぁになって放置していたところ、どこかで「ルール」と「ガイドライン」の違いという記事?を見ました。

で、冒頭に戻って、「ルール」って「やったらダメなこと」を書いておく、ネガティブなものなんですね。だから、この部屋でつくるべきは「ガイドライン」なんです。こんな使い方がいいかもねーって。

 

ルールもガイドラインも作らずに、放置をしているとさすがにゴミはたまるし、汚くなってくきます。先日、この部屋をよく使う学生から、「掃除機買ってくださいよー。週替りで学生で掃除するので」って言われました。ちょっと時間かかったけど、掃除機を買いました。2台も!

 

たかが掃除機、されど掃除機。さて、これから学生がどうやって作ってくれるか。楽しみに待ちます。いつか、この部屋のガイドラインも学生が勝手に作ってくれると、いい感じですね。