例えば新しいコトを始めるとき・すすめるとき、まずどうするか。自分のやり方を考えてみた。
- そのことに対する自分の知っていることや想いを、何となく考える
- ざくっとネットと本で情報あつめ
- なんとなく傾向・現状を知る
- これは注目せなあかんなーのリスト化
- どこからかつながらないか、知り合いを当たる
- 注目リストに行ってみる
- そこでの出来事を経験してみる
- どこが使えるか考える
- どう実行できるか考える
だから、八戸高専がクォーター制を導入して、新しい教育を始めたと聞きつければ行ってみる。呉高専がワクワクする授業を始めたと聞けば行ってみる。京都大学がデザインセンターをつくったと聞けばヒアリングに行ってみる。ラーニングコモンズがあると聞けば、近くの大学をシラミ潰しに見て回る。そうして、自分の価値観と世の中の出来事を照らし合わせていく。そして、いまの学校と比較する。
情報の質と量とあなたの実感
打ち合わせでも会議でも、立ち話でもなんでも、私が知りたいのはあなたの実感や経験であって、webや本の情報ではない。インターネットに載ってない情報なんて、いくらでもある。
部屋に閉じこもって、webからの情報だけで資料をつくっては、あーだこーだ言う人達とは仕事をしたくない。そもそも、そんな人達が言う「危機」は大したことではない。
部屋に閉じこもって、webからの情報だけで資料をつくっては、あーだこーだ言う人達とは仕事をしたくない。そもそも、そんな人達が言う「危機」は大したことではない。
「社会を捉える」や「世の中にコミットする」はさほど難しいことでは無いと思っている。あなたがどう動き、何を知り、何を感じたか。たったそれだけだ。
世間は学校をどう想うのか
先日の勉強会で「学校の先生は世間知らずだ」とはっきりいう人がいた。まったく同感である。これを聞いて学校の先生はどう思うだろうか。毎朝、新聞もよんでるし、ニュースも見てる!政治のことだって詳しくわかってる。学生のことだって私が一番わかってる。それでいいのだろうか。
学校という閉じたセカイのぬるま湯は、世界の温度が上がっていくのを知らず、冷たい水になっていく。ふと、外から学校を見た時、そこは冷ややかな場になっていはいないだろうか。どうすれば学校を温かい場所にできるだろうか。
学生時代に読んだ「脱学校の社会 / イヴァン・イリッチ」をもう一度読んでみる。
- 作者: イヴァン・イリッチ,東洋,小澤周三
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1977/10/20
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (37件) を見る
」