「つくる」と「つかう」の考え方

あるものをつかって、足りなければつくって。まちのつかいこなし方の考え方。

IoT ワークショップ@Kiito

5/24(日)神戸kiitoでIoT(Internet of Things)のワークショップを開催しました。

Microsoft Youth Spark x MIC IoT Community Challenge | Make It Creative

IoTはついこの前、クローズアップ現代でも取り上げられてました。今年中に世界で48億の何かがインターネットに繋がれるらしいです。すごい。

www.nhk.or.jp

きっかけは東京のたまたまの出会い

思い返せば去年の12月、東京出張ついでにPROTOという祐天寺にある4階建の実験スペースに行ったことがきっかけでした。PROTOの仕掛け人と話していると、たまたまコーヒーを飲みに降りてきた女性がいて、10分ほど立ち話。PROTOを離れ祐天寺駅に向かって歩いていると、すぐに彼女から電話がかかってきて、今回の企画を話された。という感じでした。そこからは、skypeで話したり、東京に行って打ち合わせしたり、待ち受ける側はゆるりと進めていました。共催にMicrosoft Youth Sparkがいたりと、後になってすごいことをやってるんだなーと気づきました。

ワクワクの当日

さて当日、学生35名定員が結局20名程度の参加でした。でもWSとしては良い規模感。学生も京大、阪大、神戸大などなど関西一円から。内容は、メンターからのスピーチを聞いて、1日でIoTに関するアイデアからビジネスアイデアまで立ち上げて、javaコーディングでプロトタイプまで。

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メンターはいつもお世話になってるシミンズシーズの柏木さんに。ある地域の自治会で起こっている問題を提供してもらいました。「若い人が頑張ってるけど、お年寄りの声にかき消されてうまくいかない。」というざっくりと典型的な話。これをインターネットの力でなんとかできないか!と1日頑張るのです。そう、この日は「椅子ナシ」オールスタンディングでした。

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 すでに仙台、東京と開催されたワークなので、1日があっという間に過ぎる精度の高い怒涛の展開でした。最後はチームごとにskitにまとめてアイデアを発表。skitの中にEdisonを使ったデモが登場したり、どのアイデアも面白くて、スキットも良い熱量でした。

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ワーク全体はMake it creativeという4人のおもしろ集団でリードされていきました。英語と日本語が交じり合いながらもスルスルっと進んでいく感じは、なんとも絶妙でした。彼らはワークを終えた熱量そのままに六甲山に登って行きました。

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「学校」以外にこんな「学びの場」がもっと提供されると楽しいかも。ここ最近は学校に閉じこもりがちだったので、違ったコミュニティにいると刺激ばかりで気持ちが良かったです。逆に学校でこんなことをやってかないといけないのかも。こういう学びの場のコーディネートって足りてないのかも。

(未だにIoTが何かの顔文字に見えて仕方ないです。)