「つくる」と「つかう」の考え方

あるものをつかって、足りなければつくって。まちのつかいこなし方の考え方。

1114_竹明かりプロジェクト

以前から気になっていた竹明かりプロジェクトの様子を見に行った。

魚住のキーマンである、かわしまさんと明石高専の恊働で動いているプロジェクト。知らなかったが、明石清水高校、明石商業高校の生徒も参加していた。

魚住駅北側のロータリーを間伐した竹とLED照明で照らすもの。竹は別プロジェクトで山林を整備した際に出たもの。それらを玉切りして、学生が自由に穴を開ける。f:id:mi-a-chip0213:20141114220628j:plain

作業は簡単だがなかなか個性が出て面白い。きれいに光るためには中の節をキレイに抜いておく事が大切。

穴あけの後は先に鉄筋を立てて配置を決めた場所に設置していく。鉄筋は実習工場でカットしてもらったようです。

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このとき、内部に仕込むLED照明が横を向かないようにするテクニックが必要。雨の中でもマンパワーですんなり設置できていました。鉄筋と竹は結束バンドで固定。前回はステンの針金でやったようで、かなりの時間がかかっていたようです。その辺り、やるたびにディテールを改良してるのが高専らしい。

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もちろん照明は太陽光です。

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これは電気情報工学科の先生が力を貸してくれています。学科を超えた良いコラボレーションがうまれてます。

今回行ってみて、地域と学校、学校と学校、学科と学科などなどいろんな垣根を超えて駅前をつくっていく姿が印象的でした。特に作業中、ふらっと地域の方が声をかけてくださり、今回の活動の意味をよくよく理解できたような気がします。