「つくる」と「つかう」の考え方

あるものをつかって、足りなければつくって。まちのつかいこなし方の考え方。

商店街の空き店舗をセルフリノベした話⑤ 「ドタバタのオープンへ」

地方都市の商店街の空き店舗をコミュニティスペースにするまでの記録です。前回までは、こんな感じ。

商店街の空き店舗をセルフリノベした話① 「作戦会議を開いてみた」

商店街の空き店舗をセルフリノベした話② 「まずは剥がしてみた」

商店街の空き店舗をセルフリノベした話③ 「白い塗料は魔法の塗料。スーパー助っ人現る」

商店街の空き店舗をセルフリノベした話④ 「ほんで、家具どうすんの」

 

最低限の家具も揃って、なんか使えるかも?となった場所ですが、一体ここは何になるのか。プログラムもコンテンツも何も決まらないまま、場所だけが完成しました。いっそのこと7/7 pm7:00にオープンしましょう!ってことで、Facebookでイベントページを立てました。

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オープンするとは言ったものの、場所の名前はまだ決まらず。たまたまイベントページの名前が【オープニングパーティ.00】だったので、その名前に収束していったのが事実です。と思っていたら、後日こんなやり取りがありました。

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実はまだ正式名称が決まってないのかも。でも、00(ゼロゼロ)って名前で地域に定着し始めているようです。

 

話をもどして、オープニング。ここをつくったプロセスや今後の使い方の想定を載せたチラシも準備。

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さて、当日。だれが来るかも、何が起こるかもだれもわからない状態でスタートしました。f:id:mi-a-chip0213:20160927101411j:plainつくる過程を参加型でやっていたので、そこに参加した人は全員来てくれました。そして、「なにやら加古川で新しいことが始まるらしい」とカンの良い人達がどっさり。結局、入りきれないほどの人に来てもらえました。

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良かったのは、年齢層がバラバラだったこと。フリースペースをつくると若い世代だけ、高齢者だけ。となってしまいがちですが、ここは子供から大人まで色んな人が気を使わずに過ごせる場所になっていました。

 

そんなこんなで、無事(?)オープンを迎えた00.workshopspace & office

次回は最終回。「こんなこと起こるんや。予想外の使われ方」です。